コレクターから譲り受けた籠です。 山葡萄の籠をたくさんコレクションされている方で、数年前に譲って頂きました。 勿体無くて使えず、衣装ケースに保管しておりました。 譲って頂いた時から、この状態だったのでとても古いものだと思います。 口のカーブは変形しているのではなく、このようなカーブで編まれています。 サイドもそうです。 少し膨らみのある形に編んでおります。 熟練の職人でないとできない作り方だと教えてもらいました。 最近は中国産の山葡萄の籠をよく見かけますが、圧倒的に使い込んだ時の色合い、風合い、艶が違います。 こちらは傷みはあるものの、間違いなく東北の山葡萄の籠です。 中に花器を入れて花籠として使われてもとても雰囲気のある籠だと思います。 大切にして頂ける方、どうぞよろしくお願い致します。 注！取手のところのツルが一部破損しております。 使用には問題なさそうです。