【商品の説明】棟方志功が戦前、日本陶磁協会の荒木智夫氏宛てに書いた葉書です。消印は昭和19年8月26日となっています。志功は41歳でエネルギッシュな頃の葉書です。 福光町に疎開する前年の葉書で、『富山の旅から昨夜かへりました』『立山連岳に登拝して参りました』との記述から、疎開前にも富山の地に魅せられ、訪問していたことがわかる資料です。また、『雜華堂』印の脇には『浜田先生作印』とあり、押印された印が浜田庄司作であることがわかる貴重な資料でもあります。※「雑華堂（ざっけどう）」とは志功が東京で住んでいた家をそう名付けていたものです。
文中『お仰せのかづかづ大いにやります』との記述から、荒木智夫氏からなにかしらの助言を得て制作に邁進していく意思表明を行っており、興味深い内容となっています。 ご不明点はご質問ください。ノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。（2022年 7月 21日 0時 29分 追加）預かりものの出品につき、入札の状況によっては終了する場合もございますので予めご了承ください。